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​夜明け前

​

居座ってた夜が重い腰をあげ動き出す

時間は日付が変わる5分前

足りないもの全部埋められたらいいのにな

どうやったら君のそばにいれるかな

 

Ah 会いたいけど君は寝ちゃってるかな

この衝動が頭をかき乱すよ

　

君の声が聞きたくなって

まぎらすために横になって

何度も寝返りを打ったって

落ち着きやしない午前2時

 

散らばってたものが少しずつ集まってく

さっきまでがまるで嘘みたいだな

諦めたもの全部受け入れられたらいいのにな

それが出来たら大人になれるかな

 

Ah 飽きが来るほど君を見つめていたいな

わがままを空に吐き出すよ

 

何度間違え続けたって

その度やり直せるんだって

だけどすぐに躓いちゃって

泣きそうにもなるけど

君の声が聞きたくなって

真夜中自転車飛び乗って

音のない街飛び越えて

暗闇を切り裂いていく午前4時

 

君の顔が見たくなって

素直に伝えられなくって

くだらない言い訳探して

君の街まで行くよ

君の声が聞きたくなって

全力で駆け抜けていって

道端の犬追い越して

ほら君の家が見えてきた

 

君の声が聞きたくなって

君の声が聞きたくなって

全速力で自転車こいで

君のもとまで向かう夜明け前

目の前にあらわれる朝焼け